広島-松山間を行く!とびしま・はまかぜ海道サイクリング とびしま海道編

とびしま海道

こんにちは、すりーぶです。

今回は広島-松山間を行く!とびしま海道・はまかぜ海道サイクリング とびしま海道編をお送りしたいと思います。先日妻のいる広島に行ってきまして、週末にお互いの趣味であるサイクリングをしました。2020年には有名なしまなみ海道を走ったのですが、今回のコースであるとびしま海道とはまかぜ海道については、しまなみ海道に比べると他のブログでも書籍を調べても情報が多くなかったので、もし検討している人がいればお役に立てれば嬉しいなと思います。

ちなみにはまかぜ海道についてや、番外編として松山から広島に戻る道中で乗車したシーパセオについてもそれぞれ記事を書いていますので、気になる方はこちらをごらんください。

はまかぜ海道広島-松山間を行く!とびしま・はまかぜ海道サイクリング はまかぜ海道編

サムネイル広島-松山間を行く!とびしま・はまかぜ海道サイクリング シーパセオ編

それでは本題に入っていきましょう!

コースの全体像

コースの全体像はこのような形です。今回のブログでは以下の図(google mapを加工しました)の左上に位置する広島市内からとびしま海道のゴールである岡村島から今治への移動までをご紹介します。

今回のコースでは便数の少ないフェリー移動があるため、その制約をベースに時間を考えました。

  • とびしま海道まで移動
    • 広島市内〜宇品(サイクリング)
    • 宇品〜呉(9:30発-9:53着 フェリー)
    • 呉〜安芸灘大橋(11:00くらい着 だいたい15kmくらいサイクリング)
  • とびしま海道(15:30くらい着 だいたい30kmちょっとくらいサイクリング)
    • 下蒲刈島
    • 上蒲刈島
      • かつら亭でランチ
    • 豊島
    • 大崎下島
    • 岡村島
  • はまかぜ海道まで移動
    • 岡村島〜今治(16:15発-17:35着 フェリー)
  • 今治〜松山・道後(サイクリング)

宇品〜呉

まずは広島市の宇品から呉への移動です。これはとびしま海道の外とはいえ、広島から移動される方もそこそこいると思うので何気にニーズがある情報なのではと思っていますw

この移動には瀬戸内海汽船のフェリーを使いました。もちろん電車移動でも構わないのですが、輪行の手間を考えるとそのまま乗り込めるフェリーが楽です。注意点としては、1日あたりの便数が限られている(2021年10月現在、スーパージェットだと4〜6便、クルーズフェリーだと9便)ので時間には余裕を持って移動すると良いと思います。今治へのフェリーのことも考えると序盤から予定が崩れてしまうのは結構大変ですからね。(すりーぶと妻はギリギリで着いてしまったのでヒヤヒヤしました。)

料金は通常料金の1,000円に自転車代300円で1人1,300円でした。

呉〜安芸灘大橋

呉に到着したらとびしま海道のスタート地点付近の安芸灘大橋へと向かいます。15km程度の距離があり事前準備でgoogle mapで確認すると「トンネルあるけど自転車通れるの…??」と不安な気持ちになりますが問題ありませんでした。

むしろ1直線で大きなアップダウンもなく道もきれいだったので快適に通過することができました。トンネルそのものの距離が長くて道が間違ってないか不安になるかもしれませんが信じて突き進みましょう…!!

安芸灘大橋有料道路、自転車で通過できます。

自分がコースを走っていて不安に感じた点として、安芸灘大橋有料道路の入口が車専用っぽく見えたというのがあります。高速道路のインターチェンジのように見えるんですがここも道路標識を信じて進んでください(サラッと書いてますが結構重要!だと思う)。

安芸灘大橋

下蒲刈島・上蒲刈島

下蒲刈島

この島は比較的小さく、ルート的にもかなり短いです。味わいのある街並みを抜けていくと程なくして蒲刈大橋に到着します。地上から見上げた橋のドボクがかっこいい!見上げるということは、これから登らないと渡れないのですけどね…(島サイクリングあるある)

上蒲刈島

であいの岬

下蒲刈島と上蒲刈島を結ぶ蒲刈大橋をわたるとすぐにであいの岬という総合案内所に着きます。こちらでは簡単な買い物やトイレ休憩などができます。ありがたいことに自転車スタンド まであります。

瀬戸内海を一望できるスポットもあり気分がアガります。

かつら亭

そしてお楽しみのランチです。今回はバナナマンのせっかくグルメ!!でも取り上げられたことのあるかつら亭に来ました。北側の海沿いコースのちょうど真ん中くらいに位置しています。

店内には生簀が用意されており、新鮮な魚を味わうことができました。頼んだのは刺身定食とタコの唐揚げ、小鰯の天ぷらです。お店としてはタコ推しだったようで、東京ではなかなか味わうことのできないかみごたえのあるタコを食べることができました。お刺身もおいしいです。

さらに見所はお店から道路を挟んで見える海の景色。地図を見てわかるかもしれませんがずっと島の海沿いを走るので、ずっとこの穏やかな海を臨みながら走り続けます。

豊島・大崎下島・岡村島

豊島は距離的には短くて実質通過するだけになってしまいましたが、大崎下島に渡る豊浜大橋で幸運なことに渦潮を見ることができました。迫力のある海の様子に周囲のサイクリストたちも自転車を止めて海を覗き込んでいました。

大崎下島で簡単な休憩&撮影タイムを取ってから

岡村島へ渡ります。

この辺でフェリーの時間がちょっと危うい雰囲気になって来たのでコンテンツは少なめですw

そしてとうとう港に着いたので、サイクリストにはお馴染みの自転車を持ち上げるポーズをしてゴール!フェリーに乗って今治に向かいます。

岡村島〜今治

ここはシンプルにフェリーに乗るだけです。こちらは自転車込みで片道1人1060円。

小さい船内には同じサイクリストの方がチラホラ。フェリーに乗っての見所はしまなみ海道ではお馴染みであろう来島海峡大橋を下から眺めることができることでしょう。

来島海峡大橋は大島と四国を結ぶ巨大な橋です。このど迫力は写真で伝わるでしょうか。もしかしたら行ってみないとわからないかもしれません。

今治

喜助の湯

今治はしまなみ海道のゴール地点ということもありサイクリストにとっては非常にありがたい設備が整っています。そのひとつが喜助の湯です。自転車専用のロッカー(僕らは普通に駐車しましたが…w)や、ホームページには掲載されていませんがサイクリストの荷物(ヘルメットやグローブあたり)を受付で見せたら確かフェイスタオルを無料でレンタルさせてくれました。フェイスタオルだったかはちょっと記憶があやしいけど、無料で何かをレンタルできたのは確実ですw

今治アーバンホテル

宿泊は今治アーバンホテルでしました。自転車をホテル館内に停めさせてもらえるのがありがたいです。空気入れのレンタルもできました。部屋にはさすがはご当地、今治タオルが揃っていました。

焼き鳥 まる屋

食事はこちらもバナナマンのせっかくグルメ!!で取り上げられていた焼き鳥まる屋でとることにしました。今治では名物だという串に刺さない焼き鳥(鶏皮焼き?)をいただきました。店主と思しきお母さんがとても元気で何度もお声かけしてくれました。

注意点と魅力

コンビニが全然ない…!!

とびしま海道のルートにはほとんどコンビニがありません。道中とりあげたであいの岬などはありますが、水分を補給できる機会はそれほど多くないので入口の安芸灘大橋手前のセブンイレブンまでには必要な水分を確保しておくことをオススメします。

ランチで入れそうなお店が少ない…!!

コンビニと同様に飲食店は決して多いとはいえません。そのためかつら亭にランチ客が集中してしまうのか待ち時間が予定よりも長く発生してしまい、大崎下島で立ち寄る予定だった御手洗保存地区をあきらめてしまいました。フェリー1本早く乗る、自転車のペースをあげるなど他にもやりようはあると思うのですが、都市部のようにサクッと入れるものとして時間を計算しない方が良いかもしれません。

瀬戸内の穏やかな海を臨む自然豊かなコース

このコースの1番の魅力は海にあると感じました。島の新鮮な空気を味わいながら風を切って走るのは非常に気持ちが良いです。

初心者も中・上級者も楽しめるコース

とびしま海道のみを取り出すと全長30km程度かつ海沿いでアップダウンも少ないコースだったので、ロード初心者やクロス乗りの方に向いているコースと言えそうです。また、行きは島の北側を通るルート、帰りは南側を通るルートといったように往復でルートを変えることで上級者の方にも走りがいのあるものになりうる柔軟性の高いコースだと感じました。

まとめ

という感じでとびしま海道についてすりーぶが実際に走った実例を通して紹介してみました。いかがだったでしょうか。1記事だけではまかぜ街道まで行くかと思ったのですが、想定よりもかなり大作になってしまいましたw

もし興味が湧いたら行ってみてください。それでは次回のブログでお会いしましょう、バイバイ!

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